ガルネク、屋上でミニライブ「こんな空間があるとは」

人気3人組ユニットのGIRL NEXT DOORが29日、東京・新宿にある「ルミネエスト新宿」の屋上で、ミニライブを開催した。同所にグリーンとウッドデッキに囲まれた癒やしの空間「ガーデンナイン」がオープンしたことを記念したもので、ボーカルの千紗(24)は、テープカットにも参加。「まさか屋上に、こんな空間があるとは驚きです。私も新宿に来たときには、立ち寄りたいと思います」と開放的な空間をたたえた。ライブでは、ヒット曲「Infinity」など4曲を熱唱。限定200人のファンに「お昼休みとかにゆっくりできる場所ができて、うれしいですね」と語り、5月14日から全国ツアーがスタートすることも告知。「一緒に楽しみに来てください」と呼びかけた。

遊び用の砂に京丹波の園児大喜び

京丹波町建設業協会青年部はこのほど、地域貢献活動の一環で、町内の保育所や幼稚園に砂遊び用の砂などを贈り、子どもたちを喜ばせた。

 砂のプレゼントは、昨年から実施している。今年は16社が参加し、上豊田保育所と下山分園、桧山保育所、わちエンジェル、須知幼稚園の計5カ所に、砂や泥遊び用の粘土など計10立方メートルを贈った。

 桧山保育所を訪れた部員は、砂場に砂を運び入れたほか、築山に砂を積み上げた。園児も一緒に作業を手伝い、一生懸命スコップで砂を運んでいた。作業後は、園児が折り紙で作った首飾りを部員に贈り、「ありがとう」とお礼をした。

 ほかの保育所では、傷んだウッドデッキや水道バルブの修理も行った。

館山の観光桟橋が完成 沖合の海上部は全長400メートル、日本最長

館山市の旧県立安房博物館(現館山市立博物館分館)沖合に、多目的観光桟橋が完成した。海上部は全長四百メートルあり、沖合に伸びた、長さでは日本で最も長い桟橋。地元の関係者らは観光の“核”になると期待している。

 地元では二十四日に完成記念前夜祭を開催。二十五日にはみこしなどが参加して桟橋で完成式典を開き、初寄港する商船三井客船所有の外航クルーズ客船「にっぽん丸」を出迎える。

 桟橋は、館山湾が二〇〇〇年、国の特定地域振興重要港湾に選定されたことを受け、国、県、館山市の三者が二年後に「館山港港湾振興ビジョン」を策定。この中で建設計画が浮上し、〇七年に陸上部、〇八年には海上部の工事に着手した。

 陸上部を含めた長さは五百メートル。海上部は幅六・三メートルで、先端部には三万トン未満の大型客船が接岸できる長さ二百四十メートル、水深七・五メートルの岸壁を備える。桟橋部分にはウッドデッキやフットライト、防護柵などが整備され、総工費は約十五億円。

 桟橋は完成式典が終わった正午から供用が開始される。本来なら自由に出入りできない県の港湾施設だが、管理を委託された市は観光振興のため一般開放する方針。

 桟橋への入場は、自転車以外の車両は禁止(船舶関係者を除く)で、岸壁への立ち入りも禁止。ローラースケートやスケートボードの使用は認めない。釣りは可能だが、投げ釣りやコマセをまくのは禁止する。

 市は市立博物館分館に展望デッキや駐車場、水族館、レストランなどの商業施設を建設し「渚(なぎさ)の駅」の整備を進めている。 (福原康哲)

金剛山うっすら雪化粧 近畿で冷え込み

上空に流れ込んだ寒気の影響で、15日朝の近畿各地はぐっと冷え込んだ。大阪、奈良府県境にある金剛山(標高1125メートル)では、山頂付近の木々などがほんのりと白くなった。「金剛山ロープウェイ」金剛山駅に勤めて7年目という高村昭彦さん(47)は「ウッドデッキなどにうっすら雪が積もっている。4月半ばに雪が降るのは初めて」と驚いた様子で話した。兵庫県三木市君が峰町の池では同日朝、150匹以上のフナが死んでいるのが見つかった。県は、急激な気温の低下が原因ではないかと見ている。

 大阪管区気象台によると、この日朝の大阪市内の最低気温は平年より4.3度低い6.2度で3月下旬並み。ほかの各地の最低気温は、大津と奈良で5.2度、京都5.5度、神戸6.7度、和歌山7.1度と、平年より2~4度ほど低かった。冷え込みは次第に弱まるが、週末ごろまでは続く見込みという。

夫婦で案内「桜クルーズ」…大阪

桜のシーズンを迎え、大阪市内の川で遊覧船を運航している夫婦が、“桜クルーズ”を始めた。

 11人乗りの小さな船で、川沿いに咲く桜を楽しみながら大川~堂島川をアットホームな雰囲気で巡る。昨夏、〈水都・大阪〉の魅力を発信しようと遊覧船を始めた船長の中野弘巳さん(32)は「ひと味違う大阪の春を楽しんで」と呼びかけている。

 NHKのディレクターだった中野さんは2007年秋、当時、水上タクシーを運航していた、かおりさん(28)と結婚。かおりさんの操船で、川を巡るうち、川から眺める大阪の町の魅力にとりつかれた。1年前、かおりさんの出産を機に退職、2人で遊覧船「御舟かもめ」を始めた。

 熊本県で真珠養殖に使われていた小型船(約7メートル、幅2・5メートル)を、屋形船風に改造。くつろげるように客席にウッドデッキを敷き、大川や道頓堀川などで運航してきた。「潮の干満や、天候に影響され、都会に居ながら、大自然を感じることができる」と中野さん。これまで約650人を乗せ、リピーターも多いという。

 桜クルーズは、同市中央区の八軒家浜船着場を発着する約50分のコースで、朝食付きの「桜朝ごはんクルーズ」(大人3500円、小学生2000円)と、日中の「かもめ桜クルーズ」(大人3000円、小学生1500円)を用意。

 乗船した奈良県河合町の会社員下村重雄さん(36)は「見慣れた大阪の町も、川から見るとこんなに違うとは。新しい観光の目玉になると思う」と話し、妻の亜希子さん(36)も「ゆったりと桜を見て特別な気分。また利用したい」と満足そうに話した。

 中野さんは「川に親しむきっかけにもなれば」と期待している。桜クルーズは、4月25日まで。予約、問い合わせは「御舟かもめ」(06・6881・2877)へ。

(2010年4月1日 読売新聞)

緑地広がり、街に活気 釜石・大町で憩いの場を改修

釜石市が2008、09年度の2カ年事業で進めてきた同市大町の青葉通り緑地の改修が終了し、現地で8日、完成記念式典が行われた。市中心部の活性化と交流人口の増加を図るため、イベントなどで活用しやすいよう幅を広げた。緑地北側の大只越公園も遊具を更新するなど改修。訪れた関係者らは開放感のある緑地を歩き、新しく生まれ変わった憩いの場に、にぎわい創出の期待を寄せた。

 式典で野田武則市長は「地域の皆さんから多くの意見をもらい、緑地の設計に反映させた。青葉通りを拠点にして、釜石の活性化につなげたい」とあいさつ。関係者によるテープカットを行い、地元の園児が太鼓や虎舞を披露して完成を祝った。

 青葉通り緑地は、市道青葉通り線(延長310メートル)の中央分離帯。緑地の横幅を9メートルから13メートルに広げたことで、イベントなどで活用しやすくなった。

 御影石とウッドデッキを敷き詰めた緑地は、車道と緑地を隔てていた鉄柵などを撤去して開放的な雰囲気に変わった。小さな水路も設け、夏場には涼しげな雰囲気を与えそうだ。

 緑地北側には多目的テントがあり、雨天時のイベントに活躍する。南側には公衆トイレが設置されている。

 08年度は県道を挟んで南側の緑地、09年度には北側の緑地と大只越公園の改修を行った。事業費は約2億2千万円。

羽曳野市役所前 職員のアイデアで変身

広場の大部分が木々で覆われ、利用者がほとんどいなかった羽曳野市役所前の「花博記念パーク」が、芝生やウッドデッキ、ミニ図書館を集めた「親子ふれあい広場」として生まれ変わった。市が広場の有効活用策を職員から募り、最優秀賞に選んだ案を基に設計した。広場からは近くの土手沿いに咲くソメイヨシノ約60本が見渡せ、市は「花見も楽しめる。気軽に足を運んで」と呼びかける。

 花博記念パークは、1990年に大阪市で開かれた「国際花と緑の博覧会」のパビリオンなどを市が無償で譲り受け、91年に整備した。パビリオンは98年から気象情報を伝えるスタジオとして活用していたが、広場の大部分が植栽で覆われていたことなどから、利用する市民は少なかった。

 一方、広場近くの土手では毎年、花見客が多く、北川嗣雄市長が「市民の憩いの場として改修できないか」と発案。昨春、職員にアイデアを呼びかけたところ、23件が寄せられ、建築指導課・松村貴史さん(37)の案を最優秀賞に選んだ。

 広場は570平方メートル。パビリオン(38・5平方メートル)は、靴を脱いで読書ができるミニ図書館として再利用し、児童書など約500冊を備えた。天然芝生(320平方メートル)とウッドデッキ(50平方メートル)の多目的スペースや、水遊びができる手押しポンプを設け、車いす利用者用の駐車場も確保している。

 工事費は2250万円。市職員が設計したため、経費は外部発注と比べ200万円程度安く済んだという。市は「職員のアイデアで誕生した広場。子どもらの笑い声が響く市役所に」と期待している。

 また、広場内にあった木々は近くの公園に移植したほか、花博関連のトーテムポールなどは市内の施設などに移した。

(2010年4月8日 読売新聞)

厚紙使い世界に1台だけのミニ電車、親子参加型ワークショップで作製/横浜

 オリジナルの紙製ミニ電車を作って走らせる親子参加型ワークショップが27日、横浜市西区みなとみらい3丁目の横浜美術館で開かれ、約500人の親子が参加した。同美術館で毎月開催しているワークショップの一環。相模鉄道の主催。

 美術を通じて子どもの感受性を高めるのが狙い。小学生以下の子どもと父母ら150組が参加した。

 子どもたちは厚紙を使い、おのおのが自由に電車の車体部分を作製。切り張りだけでなく、絵を描くなど自由な発想で作った車体を車輪つきのウッドデッキに取り付け、世界で1台だけのオリジナルミニ電車を完成させた。斜面に設置された線路を走らせると、大きな歓声が上がった。

 保土ケ谷区の会社員薄井雅晶さん(44)の長女葉奏(わかな)ちゃん(4)は、車体に大好きなアンパンマンをペイント。「楽しかった」と笑顔で話していた。

キャンパスで花見酒 大阪府立大が「さくらまつり」

大阪府立大(堺市)で3日、地域住民を招いて「さくらまつり」が開かれた。200本の桜が並ぶ隠れた花見の名所だが、学外に開放するのは初めて。

 ビオトープ(生物生息空間)として改修した池の周りにウッドデッキを設けて桜をライトアップ。学生らによる屋台や薪能(たきぎのう)に取り組み、大学独自商品の日本酒も販売。

 職員らはキャンパス内禁酒。橋下徹知事に迫られ、組織のリストラを余儀なくされる府立大。地域サービスで生き残りを図るが、「ほろ酔い気分にはなれません」と職員。

夫婦で案内「桜クルーズ」◎◎◎◎◎◎

桜のシーズンを迎え、大阪市内の川で遊覧船を運航している夫婦が、“桜クルーズ”を始めた。11人乗りの小さな船で、川沿いに咲く桜を楽しみながら大川~堂島川をアットホームな雰囲気で巡る。昨夏、〈水都・大阪〉の魅力を発信しようと遊覧船を始めた船長の中野弘巳さん(32)は「ひと味違う大阪の春を楽しんで」と呼びかけている。

 NHKのディレクターだった中野さんは2007年秋、当時、水上タクシーを運航していた、かおりさん(28)と結婚。かおりさんの操船で、川を巡るうち、川から眺める大阪の町の魅力にとりつかれた。1年前、かおりさんの出産を機に退職、2人で遊覧船「御舟かもめ」を始めた。

 熊本県で真珠養殖に使われていた小型船(約7メートル、幅2・5メートル)を、屋形船風に改造。くつろげるように客席にウッドデッキを敷き、大川や道頓堀川などで運航してきた。「潮の干満や、天候に影響され、都会に居ながら、大自然を感じることができる」と中野さん。これまで約650人を乗せ、リピーターも多いという。

 桜クルーズは、同市中央区の八軒家浜船着場を発着する約50分のコースで、朝食付きの「桜朝ごはんクルーズ」(大人3500円、小学生2000円)と、日中の「かもめ桜クルーズ」(大人3000円、小学生1500円)を用意。

 乗船した奈良県河合町の会社員下村重雄さん(36)は「見慣れた大阪の町も、川から見るとこんなに違うとは。新しい観光の目玉になると思う」と話し、妻の亜希子さん(36)も「ゆったりと桜を見て特別な気分。また利用したい」と満足そうに話した。

 中野さんは「川に親しむきっかけにもなれば」と期待している。桜クルーズは、4月25日まで。予約、問い合わせは「御舟かもめ」(06・6881・2877)へ。

(2010年4月1日 読売新聞)