三井ホーム エコ仕様の賃貸 太陽光発電の電力を各戸に配分

三井ホームは5月28日、賃貸住宅に太陽光発電システムなど「エコ」に配慮した仕様を発売する。

 太陽光発電システムやオール電化仕様、次世代省エネルギー仕様、外部共用部のLED照明などを設定。外構には、電気自動車用コンセントやリサイクル材を活用したウッドデッキなどを提案する。

 太陽光発電については、(1)全住戸に分配(2)競争力の弱い中住戸などに重点的に分配(3)共用部に分配(4)同一敷地内のオーナー宅に分配―の4つの方式を提案する。

 今回発売するエコ仕様は、フリー設計・規格型の両商品に対応する。価格は、規格型商品「プロパティ・プライムコートメゾネットタイプ」(1棟2戸、延べ床面積160.60平方メートル)の場合で、1坪当たり49.7万円。

おおいたCampusCafe:来月19日「府内☆学生Ecoフェスタ」 /大分

◇キャンドルナイトで盛り上げ
 キャンパスカフェ編集部など県内の学生が中心となって6月19日、大分市府内町一帯で「2010府内☆学生Ecoフェスタ」を初めて開く。6月は、世界環境デー(5日)をはじめとする「環境月間」。環境保全の重要さを訴える大分市環境部とタイアップし、府内五番街商店街振興組合などとともに、地域的な盛り上がりを図る。(文は芸短大・赤池すずか)

 最大のイベントは、午後7時半からのキャンドルナイト(雨天順延)だ。昨年6月のこの催しを、キャンパスカフェ編集部の記者が取材したことがきっかけで、「市民、学生が参加しやすい行事にしたい」と、学生と行政、地域の3者が力を合わせて取り組むことになった。

 照明を落とした府内五番街通りに、約3000個のキャンドルをともし、エネルギー節約を訴える。隣接のアクア公園では「線香花火の宵」を催す。

 先行イベントとして、14日午後7時からセントラルシネマ(府内町3)で環境映画「EARTH」の上映会がある。市民100人を無料招待する。申し込みは、芸短大広報室(097・545・0542)へ。

 19日のその他の主なイベント(入場無料)は次の通り。

 ◇赤レンガ館(情報発信ゾーン) 2階大ホールで「難病東大生」の著者・内藤佐和子さん(キャンパスカフェ4月号で紹介)の講演会や、地域活性化キャッチコピー募集のイベントなど。1階ギャラリーでは14~19日、芸短大生の写真展「仏の里・国東半島を撮る」を開催。
 ◇府内フォーク村「十三夜」(音楽・映像ゾーン) 学生のバンド、アンサンブル演奏のほか、ヤンノッティ・芸短大非常勤講師によるイタリアの歌や、フラメンコなど。短編映画の上映も。
 ◇大分市市民活動・消費生活センター「ライフパル」(情報発信ゾーン) 正午~午後5時、屋外ウッドデッキでキャンドルの作り方講習会。同3時までミニFM放送局を開設し、自然保護サークルの関係者をゲストに迎えた番組を生放送する。午後6時すぎからキャンドルナイトコンサート。室内では12~20日、芸短大生による写真展「府内を撮る」。
 ◇大分合同新聞ハニカムカフェ(LOHASゾーン) LOHASとは、健康を重視し持続可能な社会を志向する生活スタイルのこと。大分大学医学部の学生が中心となり、乳がん検診推進のためのピンクリボンキャンペーンや心臓発作の対処策・AED(自動対外式除細動器)講習会などを開く。
 ◇五番街時計台周辺駐車場(環境展ゾーン) 大分市による「環境展」をガレリア竹町と開催する。電気自動車の展示のほか、苗木やトイレットペーパーを無料配布。環境保護団体による企画展示などもある。
 ◇出演6バンド募集!!
 19日の府内フォーク村「十三夜」(約50席)で開かれる県内学生のコンサートで、6バンドを公募する。演奏時間は各20分程度。問い合わせ・申し込みは芸短大・下川(090・9796・1720)。

 ◇大分県のキャッチコピー募集
 ECOフェスタの企画「地域活性化講演会」(19日午後1時、赤レンガ館大ホール)では、大分県の良さをPRするキャッチコピーを考える時間を特設する。「学生たちが地域作りにかかわるきっかけを作りたい」と、学生団体「才像」(本部・大阪)が全国47都道府県のコピーを募っている一環。

 「才像」の企画への応募資格は大学院、大学、短大、専門学校の学生。1都道府県につき1人5作品まで。ネットによる一般投票で審査し、最優秀者には賞金10万円、都道府県ごとの優秀作品には特産品が贈呈される。

 ネットでの投稿締め切りは6月15日だが、ECOフェスタで作られた作品も審査対象となる。

 問い合わせは「才像」九州支局の大分大生・中西さん(080・6506・3346)。

大型客船もデートもエコにもうれしい…館山港に新名所「多目的観光桟橋」

千葉県館山市館山の館山港に先月、大型客船などさまざまな船が寄港できる大型桟橋「館山港多目的観光桟橋」が完成した。

 「おそらく日本一の長さ」(同市)とされる桟橋は、全長約500メートル。環境に配慮し、地形を生かしたまま7・5メートルの水深を確保するため、先端を沖合に伸ばした結果だ。車道とウッドデッキの歩道(全幅約6・5メートル)が整備された道路桟橋で、夜間の照明もフットライトで対応し、館山港に生息する海の生物への影響を最小限にとどめたという。

 館山港には、かつて大正初期から木製の「館山桟橋」(全長226メートル)が存在していた。

 昭和46年に航路が打ち切られ、それ以降は市民の憩いの場や、映画などの撮影に使用されていたが、老朽化により平成15年に立ち入り禁止に。

 そんな中、国、県、同市は14年に観光・レクリエーションの分野で地域振興を図るため「館山港港湾振興ビジョン」を策定。その目玉として据えたのが、海の観光拠点「多目的観光桟橋」の整備だった。

 桟橋の最大のメリットは大型客船からの乗り降りが直接できるようになったことだ。これまでは沖合から岸壁までボートで輸送していたため、格段に便利に、効率的になる。

 また桟橋は24時間一般開放するため、観光面でも集客を見込んでいる。
日中は空と海の青さに感動し、遠方に富士山を臨みながら釣り糸を垂れることも可能。夜はフットライトの柔らかな光に包まれ、新たな夜景スポットとしても期待される。

 夏に向けては、定期的に桟橋上で「ウミホタル観察会」を開くほか、30日には「たてやま海まちフェスタ2010」が開催されるなどイベントがめじろ押し。

 海の上を歩いているようなぜいたくな“散歩”は一度は味わう価値がありそうだ。

歴史刻んだ品々を放出 伊那の酒店が16日に「大処分市」

伊那市荒井の酒蔵・宮島酒店が16日、かつて仕込みに使ったおけやたる、搾り機を解体した木材などを売却する「大処分市」を、同社近くの資材置き場で開く。長く保管してきたが、今後の利用が見込めないため処分を決めた。酒造りの歴史を伝える品々の散逸を惜しむ声はあるものの、ベテランの蔵人たちは「時代の流れ」と静かに引き渡しの日を待っている。

 宮島酒店は1911(明治44)年創業。今回は、3升(5・4リットル)~4斗(72・1リットル)のたる、7~22斗のおけなど計約120点を処分する。同社はガーデニングや飲食店の飾りなどでの利用を提案。もろみから酒を搾る箱型の「酒槽(さかぶね)」を解体した板、蔵などに使われたとみられる柱・はり材なども計5立方メートルほどあり、ウッドデッキの床やまきなどに使えそうだ。

 社長の宮島敏さん(48)らによると、たるは瓶が普及する戦後間もなくまで小売店や飲食店への販売に使い、回収しては酒を詰め直した。おけは昭和30年代ごろからホーロー製のタンクに替わり、酒槽も搾りの機械化で20年ほど前に使わなくなった。

 一部は資料としてそのまま保存し、テーブルに加工して使っている部材もある。処分を知った人から「もったいない」という声も寄せられているが、宮島さんは「木が貴重だった時代に保管した思いは分かるが、すべては抱えきれない」と話す。

 杜氏(とうじ)の伊藤茂さん(78)=東春近田原=は同社で60年近く酒を仕込んできた。若いころ、夏場は養蚕や稲作に取り組み、冬場の季節労働として従事。洗米、蒸した米の運搬、搾りなどはすべて人の手が頼りだった。中でもおけは、長く使わないと乾燥してすき間ができる。仕込み前の準備として、大釜で沸かした湯をたるに入れて、おけに何十回もつぎ込んだ記憶が残る。

 売却されるおけ、たるは縁が丸く摩耗し、使い込んでできたつやもある。「今の衆はみんな機械でやるもんで、だんだん(かつての苦労を)知っとる衆がなくなってきた」と伊藤さん。道具の「見納め」のため、処分市に行くかどうか思案している。

 処分市は午前10時から。小さなたるは300円ほど、まきは1束150円。一部は入札で売却する。問い合わせは宮島酒店(電話0265・78・3008)へ。

(提供:信濃毎日新聞)

村北部保育園改修工事

南箕輪村は本年度、約6600万円かけ北部保育園の改修工事を行う。

 10日開かれた村議会全員協議会で、村から議員に対して、改修の概要や費用について説明が行われた。

 北部保育園は昭和59年に建設され、建物の老朽化個所の修繕や、非常用照明、避難誘導灯など防火安全面を目的に改修工事が行われる。

 主には、給食室の土台や柱などの腐食した部分の改修や、建築基準法に適合するよう非常用照明や避難誘導灯などの再整備を行う。

 また新たに、玄関付近など2カ所にウッドデッキや、屋根には発電量9キロワットの太陽光発電設備を設置する計画。

 改修費用の総額は6600万円となる見込み。

 村では、本年度予算ですでに5千万円を計上していて、改修に関する1600万円の補正予算案を6月議会に提出する予定。

狭くてもフェンスや門…通風と目隠し両立

敷地が狭い住宅でも設置できるフェンスや門などのエクステリア(住宅周辺の設備)商品が、相次ぎ登場している。建物周りのスペースが限られるため、何も設置しないケースが多かったが、日当たりや風通しを確保しながら、外からの視線を遮れるよう工夫したものが人気を集めている。

2年前に木造2階建ての一戸建て住宅を新築した大阪府の男性会社員(28)は、当初は敷地と道路との境界にフェンスなどを設けなかった。道路が1階の居間から1メートルほどしか離れておらず、住み始めると、カーテン越しに外からの視線が気になった。日中でも雨戸を閉めていることがあった。

 そこで昨年3月、高さ3メートル、幅10メートルのポリカーボネート製の半透明のフェンスを、家の外壁と道路との間に設置し、日光を取り込みながらも外からの視線を遮れるようにした。外壁とフェンスの間にはタイルを敷き、植物なども置いて、小さな庭のようにした。現在は外からの視線が気にならず、居間には日が差し込んで明るい。妻(29)は「建物の外観もよくなりました」と話す。

 男性が設置したフェンスなどは「東洋エクステリア」(東京)の製品。アルミ製の枠や半透明のパネルなどを組み合わせてフェンスや門などを作ることができる。広報室長の神山直之さんは「建物の周りのスペースが狭くても、部材の組み合わせで対応できます」と話す。

 都市部では、敷地が舗装されているだけで、道路と接している住宅も少なくない。このため、狭い敷地でも設置しやすいフェンスや門などが、充実してきている。

 「YKK AP」(東京)の製品も、部材の組み合わせで狭い敷地に対応できる。道路との間に、アルミ製の横格子のフェンスを設置して風通しを確保しながら視線を遮ったり、2階までの高さのあるフェンスを設置して、2階の寝室や子ども部屋のプライバシーを守ったりできる。

 「三協立山アルミ」(富山)は、狭い土地でも設置しやすいカーポート(簡易車庫)を販売。一方の側を住宅の壁で支えられるため、柱の数を減らせる。

 エクステリア設計会社「エクスプランニング」(東京)の社長、古橋宜昌さんは「狭いスペースも工夫次第で有効に使える」と話す。

 例えば、勝手口の外の狭いスペースにウッドデッキを設置すれば、物干しなどを置ける。さらにフェンスで囲い、カウンターとイスを置けば、休憩スペースなどとしても使える。また、門を玄関の正面に設置するのではなく、横にずらせば、門から玄関までの距離が長くなり、敷地が広く感じられるという。

 「狭いスペースだからこそ、費用をあまりかけずに納得のいくエクステリアを設置できる利点もあります」と古橋さんは強調している。

(2010年04月22日 読売新聞)

ロッテの金泰均が太っ腹企画 千葉マリンのスイート室52組招待

太っ腹だよ、キム・テギュン! 5月に入って6戦5発と絶好調のロッテ・金泰均内野手(27)が、自費でファンを本拠地の千葉マリンスタジアムに招待することが6日、分かった。「僕の本塁打をぜひ生で!」と願って出すポケットマネーは260万円。ファンにとっては本塁打を放つと限定52個が50円となるロッテリアの「キムチ・テギュンバーガー」と並ぶ垂ぜんの企画だ。

 球団関係者によると、金泰均が提供する席は三塁側にある1室5万円の「バルコニースイート」。個室とウッドデッキバルコニーがセットになったパーティースペースで、10人まで収容可能。6月19日の楽天戦から9月2日の楽天戦までの32試合で、背番号にちなみ52組を招待する。

 ちなみに、人数分の「キムチ・テギュンバーガー」をプレゼントすることも決定。詳細や応募方法などは7日に球団公式ホームページで発表される。「思い出深い一日を過ごしてもらえれば。観戦していただいている日に活躍できるように頑張ります」と燃える主砲は“テギュンシート”からの声援を背に、さらなる豪打を狙う。 (川越亮太)

カープ応援市へ法被新調

広島東洋カープを応援している庄原市、岩国市由宇町、宮崎県日南市の3団体は28日、広島市南区のマツダスタジアムで合同特産市を開く。庄原市カープ応援隊は新調した法被を着て、販売を盛り上げる。午後3時から9時まで。

 バックスクリーン左翼寄りのウッドデッキに販売コーナーを設ける。同応援隊は「どんぐりコロコロ豚(とん)角煮バーガー」、2軍練習場がある由宇町の由宇協力会は「ゆうトマト」、キャンプ地の日南市の日南協力会は日向夏ミカンなどを並べる。正面ゲート横には広島牛のもも丸焼きコーナーを設ける。

 庄原の法被は35着製作。カープ坊やのイラストや「しょうばら」の文字を印刷している。今後もイベントや応援などで活用する。