1月29日12時45分配信 那覇経済新聞
地域の子育て支援を目的に活動する有償ボランティアグループ「保育すけっとinナハ」(那覇市繁多川4、TEL 070-5690-8329)は1月28日、那覇・久茂地小学校裏に親子で遊べ、交流できるスペース「おやこゆくり場 nuku nuku(ヌクヌク)」(久茂地3)をオープンした。
同スペースは、マンションの1室を一部改装。ソフトマットを敷き詰めた8畳のフロアとウッドデッキを設置したベランダを「遊びフロア」とし、木のおもちゃ、絵本、親向けの書籍などを用意した。そのほか、授乳やおむつ替え、昼寝、育児相談室として利用できる和室6畳の個室スペース、キッチン、洋式トイレ、シャワー室も設けた。お湯を常時用意し、セルフサービスでハーブティーやコーヒー、焼き菓子(共に100円)、粉ミルクや紙おむつなどもそろえる。同グループのスタッフ2人が常駐する。
同グループ代表の糸数未希さんは「これまで乳幼児の一時預かりなどを行ってきたが、子連れで気軽にお茶が楽しめ、お母さん同士の情報交換ができる場を提供したいと考えていた」とし、「今後、一時預りサービスやカウンセラーや専門家を招いて月1回か2回の育児相談なども予定している。育児で外出もままならずストレスを感じているお母さんも多いと思う。飲食物の持ち込みも可能なので、気軽に立ち寄ってもらえたら」と、利用を呼びかける。
営業時間は、水曜・金曜の11時~16時。対象者は0~6歳の乳幼児の親子で、利用料金は1家族=200円(保険料と維持管理費を含む)。