アトレ恵比寿に巨大「屋上庭園」-貸し菜園、ウッドデッキなど

4月14日13時59分配信 シブヤ経済新聞

 JR東日本は4月29日、恵比寿駅「アトレ恵比寿」(渋谷区恵比寿南1)屋上に貸し菜園、ウッドデッキなどを含む巨大庭園をオープンする。

 7階建ての同ビルではこれまでも屋上を開放(現在は工事のため一時閉鎖)してきたが、このほど東京都から「既存建築物屋上緑化モデル事業」の認定を受け、大規模な改装に踏み切る。JR東日本は2004年以降、ヒートアイランド現象軽減を目的に首都圏の各施設で屋上緑化を導入。恵比寿は23施設目で、過去最大規模になるという。

 庭園名は「ebisu green garden(エビスグリーンガーデン)」。総面積は約2,100平方メートルで、うちウッドデッキが700平方メートル。ハーブなどの草花を植え、「地域住民やオフィスワーカーの憩いの場」(同社)を目指す。

 今秋をめどに初導入するのが、貸し菜園「soradofarm(ソラドファーム)」。野菜・果物などの栽培、管理、収穫ができる屋上菜園で、広さ161平方メートル。個人や企業向けに36区画に分けて有料で貸し出す。

 各貸出面積は、個人・団体向け=5平方メートル(22区画)、3平方メートル(3区画)、企業向け=6平方メートル(3区画)、イベント向け=3平方メートル(8区画)。秋の始動に向け、募集、利用方法などは今後専用ホームページなどで順次公開していく。

 開園時間は10時~19時(11月~3月は17時まで)。雨天・荒天時とアトレ恵比寿休館日は閉鎖。

新広島市民球場:これが新球場だ /広島

4月2日16時2分配信 毎日新聞

 ついに完成した広島東洋カープの新本拠地、広島市民球場(通称マツダスタジアム)。今季から、この場所で名場面、名勝負が繰り広げられる。大リーグの球場を参考に、「野球を見るだけでなく、楽しめる球場」をコンセプトに造られた新球場には、家族、友人とパーティーをしながら楽しめるエリアなどなどさまざな工夫が凝らしてある。他球場と違うユニークな席を紹介する。【寺岡俊】
 ◆コンコース
 ◇1周600メートル、売店ズラリ--どこからでも観戦
 メーンゲートをくぐり、まず目を引くのが1周約600メートルのコンコースだ。旧市民球場でおなじみの「カープうどん」など、20の売店が軒を連ねる。バックネット裏からバックスクリーンまで行き来することができ、どの場所からでも観戦できる。ちょっと飲み物を買いに行っていてもファインプレーは見逃すことはない。
 ◆びっくりテラス
 ◇球場でバーベキュー?
 内野スタンドと右翼席の間にある「びっくりテラス」ではバーベキューが楽しめる。3段で広々として、ピクニックテーブルやバーベキュー用の鉄板などが設置されている。テラスからは球場全体を見渡すことができる。他にもベンチの選手と同じ目線で観戦できる「砂かぶり席」やクッションソフトで寝ころびながら試合が楽しめる「寝ソベリア」もある。
 ◆パーティーフロア
 ◇結婚式の2次会にも
 友人や同僚とおしゃべりや食事をしながら楽しめる広いフロア。一塁側と三塁側の中2階に位置する。
 特に一塁側は最大200人のイベントができるため、親ぼく会や結婚式の2次会にも利用できる。グラウンド側は遮るものがなく、ファウルボールが飛び込むハプニングがあるかも(9万円~67万円)。
 ◆ウッドデッキ席
 ◇バー気分でゆったり
 バックスクリーンの左翼側にはウッドデッキや木製カウンター、西部劇のバーを連想させる席がある。料理もオプションで付く。
 バー感覚で、友人や恋人と語り合いながら、カウンター越しに試合を観戦できる。30席限定(1人3500円)。