オリジナルの紙製ミニ電車を作って走らせる親子参加型ワークショップが27日、横浜市西区みなとみらい3丁目の横浜美術館で開かれ、約500人の親子が参加した。同美術館で毎月開催しているワークショップの一環。相模鉄道の主催。
美術を通じて子どもの感受性を高めるのが狙い。小学生以下の子どもと父母ら150組が参加した。
子どもたちは厚紙を使い、おのおのが自由に電車の車体部分を作製。切り張りだけでなく、絵を描くなど自由な発想で作った車体を車輪つきのウッドデッキに取り付け、世界で1台だけのオリジナルミニ電車を完成させた。斜面に設置された線路を走らせると、大きな歓声が上がった。
保土ケ谷区の会社員薄井雅晶さん(44)の長女葉奏(わかな)ちゃん(4)は、車体に大好きなアンパンマンをペイント。「楽しかった」と笑顔で話していた。