おおいたCampusCafe:来月19日「府内☆学生Ecoフェスタ」 /大分

◇キャンドルナイトで盛り上げ
 キャンパスカフェ編集部など県内の学生が中心となって6月19日、大分市府内町一帯で「2010府内☆学生Ecoフェスタ」を初めて開く。6月は、世界環境デー(5日)をはじめとする「環境月間」。環境保全の重要さを訴える大分市環境部とタイアップし、府内五番街商店街振興組合などとともに、地域的な盛り上がりを図る。(文は芸短大・赤池すずか)

 最大のイベントは、午後7時半からのキャンドルナイト(雨天順延)だ。昨年6月のこの催しを、キャンパスカフェ編集部の記者が取材したことがきっかけで、「市民、学生が参加しやすい行事にしたい」と、学生と行政、地域の3者が力を合わせて取り組むことになった。

 照明を落とした府内五番街通りに、約3000個のキャンドルをともし、エネルギー節約を訴える。隣接のアクア公園では「線香花火の宵」を催す。

 先行イベントとして、14日午後7時からセントラルシネマ(府内町3)で環境映画「EARTH」の上映会がある。市民100人を無料招待する。申し込みは、芸短大広報室(097・545・0542)へ。

 19日のその他の主なイベント(入場無料)は次の通り。

 ◇赤レンガ館(情報発信ゾーン) 2階大ホールで「難病東大生」の著者・内藤佐和子さん(キャンパスカフェ4月号で紹介)の講演会や、地域活性化キャッチコピー募集のイベントなど。1階ギャラリーでは14~19日、芸短大生の写真展「仏の里・国東半島を撮る」を開催。
 ◇府内フォーク村「十三夜」(音楽・映像ゾーン) 学生のバンド、アンサンブル演奏のほか、ヤンノッティ・芸短大非常勤講師によるイタリアの歌や、フラメンコなど。短編映画の上映も。
 ◇大分市市民活動・消費生活センター「ライフパル」(情報発信ゾーン) 正午~午後5時、屋外ウッドデッキでキャンドルの作り方講習会。同3時までミニFM放送局を開設し、自然保護サークルの関係者をゲストに迎えた番組を生放送する。午後6時すぎからキャンドルナイトコンサート。室内では12~20日、芸短大生による写真展「府内を撮る」。
 ◇大分合同新聞ハニカムカフェ(LOHASゾーン) LOHASとは、健康を重視し持続可能な社会を志向する生活スタイルのこと。大分大学医学部の学生が中心となり、乳がん検診推進のためのピンクリボンキャンペーンや心臓発作の対処策・AED(自動対外式除細動器)講習会などを開く。
 ◇五番街時計台周辺駐車場(環境展ゾーン) 大分市による「環境展」をガレリア竹町と開催する。電気自動車の展示のほか、苗木やトイレットペーパーを無料配布。環境保護団体による企画展示などもある。
 ◇出演6バンド募集!!
 19日の府内フォーク村「十三夜」(約50席)で開かれる県内学生のコンサートで、6バンドを公募する。演奏時間は各20分程度。問い合わせ・申し込みは芸短大・下川(090・9796・1720)。

 ◇大分県のキャッチコピー募集
 ECOフェスタの企画「地域活性化講演会」(19日午後1時、赤レンガ館大ホール)では、大分県の良さをPRするキャッチコピーを考える時間を特設する。「学生たちが地域作りにかかわるきっかけを作りたい」と、学生団体「才像」(本部・大阪)が全国47都道府県のコピーを募っている一環。

 「才像」の企画への応募資格は大学院、大学、短大、専門学校の学生。1都道府県につき1人5作品まで。ネットによる一般投票で審査し、最優秀者には賞金10万円、都道府県ごとの優秀作品には特産品が贈呈される。

 ネットでの投稿締め切りは6月15日だが、ECOフェスタで作られた作品も審査対象となる。

 問い合わせは「才像」九州支局の大分大生・中西さん(080・6506・3346)。

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