ダイハツ、東京モーターショーに4車種のコンセプトカーなどを出展

ダイハツは10月7日、第41回東京モーターショーの出展概要を発表した。

今回、同社では、4車種のコンセプトモデルと、9台の市販車、各種技術を出展する予定。軽自動車のキーワードとして挙げられる「エコ」、「ライフ」、「ファン」を各コンセプトモデルにより具現化し、未来における軽自動車のあるべき姿を提案するという。

そんな中、車が環境に与える影響を考慮したモデルとしてコンセプトモデル「eS(イース)」を出展する。1リッターあたり30km/hという優れた低燃費を実現している。

また、市販予定車として登場する「タント エグゼ」は、燃費の向上はもちろん、クラストップレベルの広々とした室内空間を誇る。

コンセプトモデル「デカ デカ」は、低床フラットフロアを特長とし、ユーザーの様々な趣味に対応できる広い室内空間を確保する。

同じくコンセプトモデルの「バスケット」は、オープン4シーターと広い後部デッキで、快適性と利便性を高めている。家庭菜園などでスローライフ生活を楽しむユーザーを想定しているという。

(Goo-net編集部 菅乃廣)

今春定年の教師が星空見えるバー開業/横浜

JR関内駅徒歩3分。古いビルの屋上に、小さな灯がともった。細い階段を上ると、そこは天井も壁もないバー、店主は齋藤天馬さん(60)。35年務めた教師を春に退職し、教え子たちの助けを借りながら作り上げた店だ。木製デッキ、白い天幕、手描きの絵…。生徒たちのアイデアがちりばめられたその場所は、天馬先生の教師人生の結晶のよう。星空を見上げ語り合う「TheBar(バー)Tenmar(テンマー)」、今宵(こよい)も開店の時刻を迎える。

 天馬先生の教員生活は1974年、25歳のときに始まる。大学を卒業後、3年勤めた通信社を辞めて横浜市立校の教師になった。

 初任地の中学は「ひどく荒れていた」。窓ガラスは割られ、屋上の階段にはシンナーの一斗缶を見つけた。けれど人柄に引かれるように、生徒たちは天馬先生を慕った。卒業後も家を訪れる生徒もいた。その中に15歳の湖(こ)出(いで)岳(たかし)さん(49)もいた。

 湖出さんは今、設計士をしている。家出をしていた16歳、石川町駅前の運河に係留された廃船ギャラリーに出入りしていたころに建築に興味を持った。自分の好きなことを仕事にしたのは「人生は楽しく生きる」天馬先生の影響を受けている。天馬先生が県立高に転職しても、生徒たちとの関係は続いた。

 「お互い変わらなかったから、いつ会っても面白かった。天馬先生はいくつになっても、つまらない男にはならなかったよ」

 天馬先生は生徒達に、バーの夢を語っていた。設計監理は湖出さんにお願いするつもりだった。定年を春に控えた昨冬、具体的に話が進み始める。場所は天馬先生の母親の実家、関内駅近くのたばこ店の屋上。けれど2階建てのそのビルは、築50年を過ぎていて増築ができない。湖出さんは提案する。「屋根も壁もなくていいじゃない」

 雨の日、風の強い日、冬の寒い日はお休み。自然のままに営業するバーだ。「“冷暖房不備”なんて今どき珍しいでしょう?」と、天馬先生は胸を張る。カウンターにいす10席と、立ち飲み用のスペース。雨に強い木製デッキと船舶照明、天幕は、さながら船を連想させる。天馬先生の新しい舞台づくりに、教え子たちは次々と協力の手を挙げた。

 屋上に続く階段のシャッターには、最後に勤めた県立高の卒業生の女性が絵を描いた。別の卒業生はホームページ(HP)の立ち上げと運営を手伝う。天気の気まぐれで休業するときは、HPで知らせるようにした。

 1日の開店を前に開いた5日間のプレオープンには、勤めた5校の卒業生や近くの住民300人近くが訪れた。店の隅には、湖出さんたちが贈った白金のシェーカーが光る。

 「誰よりいい教員人生を送った自信があるけど、これからもっといい時間を過ごそうと思っているんだ」。にやりと笑う天馬先生。湖出さんはそれを見て言う。「大したもんだよ。うらやましいな」―。 

藤原竜也「写真も撮っちゃってください」

俳優藤原竜也(27)が4日、主演映画「カイジ」(10日公開、佐藤東弥監督)のPRイベントを横浜港で行った。劇中で「エスポワール号」として使用した豪華客船「ふじ丸」の船内デッキにファン200人を招待。「地上250メートル鉄骨渡り」のシーンにちなみ、レッドカーペット上に敷いた鉄骨の上を渡って登場した。イベント中の写真撮影は禁じられたが「せっかく皆さんが集まってくれたので、写真も撮っちゃってください。責任は(所属事務所の)ホリプロまで」と強権発動。じゃんけん大会のプレゼントに前売入場券10枚を急きょ加えるなど、関係者を慌てさせた。「後で怒られるでしょうねえ(笑い)。でもみんなに楽しんでもらわないと。間違いではなかったと思う」と胸を張った。

まきストーブ普及、大町でサミット

大北地方の住民らでつくるグループ「森づくり人づくり22」は4日、まきストーブの普及を目指す「ウッドストーブサミットinおおまち」を大町市のフレンド・プラザ大町で開いた。約100人が訪れ、まきストーブの仕組みや森林整備についての講演を聞いた。

福山市立動物園 新猛獣舎ガラス張り…2011年春公開予定

広島県福山市芦田町の市立動物園(藤井哲朗園長)で、猛獣舎と小動物舎の新築工事が始まった。ガラス張りにするなど動物の生態を観察しやすいようにし、ピューマやワラビーなどが新しく加わる。2010年末に完成し、11年春に一般公開する予定。

 市によると、総事業費は約4億5000万円。ライオンやピューマ、トラなど6種類の肉食獣が入る猛獣舎は鉄筋コンクリート2階建てで、約760平方メートル。北海道旭川市の旭山動物園などを参考に、ガラス張りにしたり、舎内に岩場を作ったり木を植えるなどして、動物が自然の中で生活しているような雰囲気にする。屋上には見学デッキも設け、隣の飼育舎にいる象を上から見学することも出来る。小動物舎は鉄筋コンクリート平屋で、約120平方メートル。南米やアフリカなど4つのゾーンに分け、マレーヤマアラシなどの小動物4種類と、ボタンインコなどの鳥類4種類が入る。

 藤井園長は「動物の特徴や動きを色々な角度から観察出来る飼育舎になる。動物について、今まで知らなかった新しい面を発見しに来てほしい」と話している。

(2009年10月3日 読売新聞)

鹿児島県のミスで工事入札無効

鹿児島県北薩地域振興局発注の県営住宅住戸改善工事入札で、同振興局が予定価格と工事場所を一部の業者に誤って通知したため、入札を無効とし、正しい情報を受け取った業者の落札決定を取り消していたことが2日、分かった。誤通知を受けた業者はすべて最低価格を下回り、失格となった。県は「公正・適正な競争が行われる環境でなかった」として、今後再入札する。
 県土木部監理課によると、落札前までにミスに気付き、入札を中止したケースはあるが、落札決定後の取り消しは異例。 
 県によると、工事は「ウッドタウン宮之城団地地デジ受信施設改善」で、10社による指名競争入札。9月17日に電子入札システムを導入している8社に通知した際、予定価格約290万円を約102万円と誤り、工事場所も「さつま町宮之城地区」を「薩摩川内市平佐地区」としてメール送信した。残る2社には文書通知で、正確な情報が伝えられた。
 入札は9月30日にあり、文書通知を受けた2社のうち1社が落札。結果は同日中に他社に伝えられ、「102万円とされた予定価格より高い額で決定しているのはおかしい」と指摘があり、発覚したという。
 同振興局は「落札は決めたが、契約関係にはない」。落札した業者は「役所の失敗を押しつけている。間違いで済まない」と話している。
 県監理課は「連絡事項は通知前に回覧して確認するが、形式的になっていたかもしれない。確認の徹底を喚起したい」としている。

セアカゴケグモ?:稲沢で4匹捕獲 /愛知

中部地方整備局は1日、稲沢市祖父江町の国営木曽三川公園「ワイルドネイチャープラザ」で、毒グモのセアカゴケグモのようなクモ4匹を捕獲したと発表した。同公園内の河口部ではこれまでにセアカゴケグモが発見されているが、上流部の稲沢市内で見つかったのは初めて。

 同局木曽川上流河川事務所によると、発見したのは1日午前11時半ごろ。同プラザの散策用の「河畔デッキ」と呼ばれる木製デッキの中で、成虫1匹、幼虫3匹を管理センターの職員が見つけた。同事務所はセアカゴケグモとみて詳しい鑑定をしている。

 セアカゴケグモにかまれると患部が赤くはれ、吐き気やめまいなどの症状が出る場合もあるという。同事務所は「発見した場合は素手でつかまず、事務所まで連絡してほしい」と呼び掛けている。【月足寛樹】

リサイクル建材「アシェラウッド」発売 積水化学工業

積水化学工業の環境・ライフラインカンパニーは10月1日から、リサイクル素材を利用した建材(人工木材)「アシェラウッド」の発売を開始する。

 火力発電所で発生する石炭灰と、一般家庭から発生するレジ袋やプラスチック容器のリサイクル資源が主原料。水に強く、低伸縮・高強度な素材特性を活かして、公共施設向け外装ウッド用途(ウッドデッキ、ボードウォーク、パーゴラ、ベンチ、ルーバーなど)に「アシェラウッド」を展開していく。

 10年度に2億円、13年には10億円の販売を計画している

街を奏でる店

中央区玉造の閑静な住宅街に店を構える美容室。ウッドデッキに白壁という外観が周囲の景観に溶け込み、高級感を醸し出す。「家族ぐるみで利用してもらえる店にしたい」とスタッフが心のこもったサービスを提供している。

 同店は東成区にある「le salon Franc」の2号店として2007年にオープン。ベッドタイプのシャワーブースを備えるなど、落ち着いた雰囲気を魅力に、リピーターを獲得している。店長の小林祐介さん(26)が最も大切にしているのが、“真心”。お客のニーズをくみ取りつつ、扱いやすく個々に似合ったスタイルを実現する確かな技術に加えて、カット時間も最大限確保。「忙しくても丁寧な仕事を忘れないようにしている」と笑顔を見せる。

 年配客も多く、丁寧なあいさつや目線を合わせた会話など、きめ細かな接客で「固定のお客さまが増えてきている」と小林店長。自身のアイデアで、子供向けに絵本や玩具も用意するなど、将来は祖母、母、娘の三世代で来てもらえるお店にするのが目標だ。

 コースは基本のカットはもちろん、フェイシャルエステやまつ毛パーマ、着付けといった多彩なサービスを用意。髪のダメージケアにお勧めのヘッドスパやフェイシャルエステは個室でケアを行い、近隣店にはないサービスが「リラックスできる」と評判を呼んでいる。料金はカット4725円、パーマ1万500円、ヘアエステ3150円、フェイシャルエステ3675円など。

 小林店長は「ル・サロン・フラン・ドゥというお店を地元の方に知ってもらえるよう地域に根ざしていきたい」と話している。

東京総合病院の旧外来棟跡地にJR南新宿ビル-2012年開業へ /東京

9月7日14時3分配信 みんなの経済新聞ネットワーク

 東日本旅客鉄道は9月2日、JR東京総合病院の旧外来棟・駐車場跡地に賃貸オフィスビル「JR南新宿ビル(仮称)」(渋谷区代々木2)を建設することを発表した。(新宿経済新聞)
  
 ビル内に子育て支援のための保育所や健康づくりのためのフィットネスクラブを開設する同オフィスビルは地上18階地下4階、高さ94メートルで、延べ床面積は約5万8,000平方メートル。オフィス(貸室4~18階)、園庭のある保育所(地下1階、区道)、プールや温浴設備を備えたフィットネスクラブ(1~3階)、店舗(1~2階)、駐車場(地下1~4階)で成る。

 新設する歩行用デッキからサザンテラス経由でJR新宿駅に直結するほか、エレベーターやエスカレーターによりJR東京総合病院への歩行者動線も整備する。

 「LED照明を全面的に採用し、環境にも配慮したビルを目指すほか、セキュリティー対策としてSuicaを利用したビル入退館管理システムを採用する」(同社)。

 2012年夏の開業を目指し、2010年1月に着工を予定する。