11月30日15時24分配信 産経新聞
全国各地で大活躍の「ゆるキャラ」。ゆる~いキャラも、ゆるそうに見えないキャラも一生懸命、みんなの心を癒してくれています。今週紹介する仲間達です。
【茨城代表】 バンクとジャン(取手市の取手競輪場マスコットキャラクター)
昨年7月、デビューしたバンクは男の子。「砦の森」に住んでいる。祖父は伝説の競輪王、りんたろう。自転車に乗れないが、大好きな女の子、ジャンに見直してもらおうと、自転車レースへの出場を決意。ジャンと猛特訓している。最大のライバルはスポーツ万能の黒ウサギ、カント。
月に1~2回ある本場開催日には、南門でジャンとお客を出迎える。「バンクとハイタッチすると運気が上がる」といううわさも。2匹に会うなら午前10~11時が狙い目。
【神奈川代表】 とつか再開発くん(戸塚駅西口再開発事業キャラクター)
平成6年10月4日生まれの男の子。顔の大きさは約4・3ヘクタールと、スケールの大きいゆるキャラ。梅干し入りのおにぎりが大好き。
にこにこ顔は、JR戸塚駅西口の再開発地区と同じ三角形▽丸い鼻は、みんなが集まる広場▽腕は線路▽お腹と足は駅東口の広場と道路▽ベルトは駅東口のデッキ-と全身で、再開発の姿を表している。
【栃木代表】 ハンタマくん(スキー場「ハンターマウンテン塩原」キャラクター)
プロフィルを紹介すると、出身地は栃木県那須塩原市湯本塩原。年齢は沸騰後10分以上、6歳未満。男の子。特技は塩パラパラ・ダンス。地元のスキー場「ハンターマウンテン塩原」の公式キャラクターとなって6年目を迎えた。
一説によると、ゆでたまごを半分に切ってソースで目を描いたら手と足が生えてきたといううわさも。また、アフタースキーに塩原温泉郷に行き、ゆだりすぎて温泉ハンタマになったこともあるらしい。
【北海道代表】 うっさん(「ねんりんピック北海道・札幌2009」のPRキャラ)
年齢、性別不明の謎のキャラ。若そうに見えるが、意外と年を取っているという説もある。果たして、その正体は?
ネズミやモグラによく間違われるが、実は、北海道にしか生息しないエゾナキウサギ。本当はとても小さいが、人前に出るときは目立つように一時的に大きくなる。住所は不定で、60歳以上の高齢者を中心とするスポーツ、文化、福祉の総合的な祭典「ねんりんピック」(全国健康福祉祭)をPRするため、北海道内を点々としている。