スピーカーズ・バイブスが山下町ミリオンズ・デリで音楽イベント /神奈川

8月21日18時1分配信 みんなの経済新聞ネットワーク

 山下町のレストランバー「Millions-Deli」(ミリオンズ・デリ、横浜市中区山下町194)で8月23日、ミュージシャンやウェアブランド、写真家など横浜の多種な自主系アーティストを集めたイベント「SPEAKERS VIBESMUSIC FESTIVAL!」(スピーカーズ・バイブス・ミュージック・フェスティバル)が開催される。(ヨコハマ経済新聞)

 同イベントは、「本当に着たいTシャツ作り」をコンセプトに立ち上げられたオリジナル・ウェア・ブランド「Speakersvibes」が、活動スタイルやコンセプトにおいて共感できるアーティストを集め開催する都市型のフェスティバル。2006年のスタート以降、毎年150人近い集客を記録し、今年で3回目となる。

 イベントでは、FUJI ROCK FESTIVALなどの野外イベント出演をはじめ精力的に全国ツアーを行っている3人組バンド「cutman-booche(カットマン・ブーチェ)」のボーカル&ギターKim Wooyong(キム・ウリョン)さん、仙台を拠点に多くの野外イベントに出演しているKGMさん、地元横浜の女性シンガー千尋さんなどがライブを行うほか、当日会場内で写真展を企画。創造空間9001で昨年開催された「ヨコハマ路地博」をSpeakers vibesとともに企画した「flicker」(フリーペーパーの配布)、「mmfilms」(競技用の小径自転車「BMX」の映像提供)などの団体も参加する。

 「Speakers vibes」を主宰する岡市俊英さんは「知り合ったアーティストの中で自分が今一番見たいラインナップを揃えました。イベントをスタートした当初から、ライブ写真や映像を撮影してもらったり、多くの友人に協力してもらい開催してきました。そうした友人と集いながら、今年は『心に響く唄』を唄うアーティスト3組を迎え、写真展示や映像作品上映など、様々な側面からトータルに楽しんでもらえる様なイベントに出来ればと思っています」と話す。

 料金は当日券のみで2,000円。開催時間は18時~23時。

 「Millions-Deli」は、横浜駅西口の「Thumbs Up」(サムズ・アップ)、「GrassRoots」(グラスルーツ)など横浜にて飲食店を展開しているバー&レストランチェーン「Buddy Corporation-Stoves Company」の店舗の1つ。大きなウッドデッキやゆったりとしたソファー席が特徴で、ハワイアンな雰囲気で食事や音楽を楽しむことができる。

【マレーシア】環境配慮原木を長期購入、双日がサバで

7月27日8時30分配信 NNA

 双日が、マレーシアで環境配慮型の木材事業を強化する。国際機関が承認した環境に優しい原木の調達を拡大するもので、このほどサバ州の林産大手サバ・ソフトウッドから年間2万立方メートルを購入する契約を交わした。単年ごとに自動更新する契約で、長期的に安定調達を図る。

 双日の広報担当者が23日、NNAに説明したところによると、非営利の国際組織である森林管理協議会(FSC)の承認を受けた植林木を購入する。FSC森林承認制度は、環境保全の観点から適切に管理されている森林地を承認し、木材・木材製品に承認ロゴマークを付けるもので、主に植林地が対象となる。承認材を購入する背景には「欧州での環境意識の高まりを背景に、需要が拡大している」ことがある。
 
 調達したFSC承認の原木はベトナムに供給する。同国が世界的な木材加工地となっていることから、同国の製材工場や家具メーカーに販売。認証マーク付きの家具やウッドデッキなどとして、欧州に供給されるという。
 
 双日は併せて、ソロモン諸島で植林を行う韓国系のイーゴン・パシフィック・プランテーション(EPL)とも、年間5万立方メートルの植林木を購入する契約を結んだ。この植林地も、2010年にFSCの森林承認を取得する予定としている。
 
 日本で原木需要が減少する中、ベトナム、中国、インドなどアジアの需要は伸びている。中でも環境に配慮した木材の需要が高まっていることから、双日は持続可能な原木の調達多様化でアジア市場への販売を強化する。2011年の原木取扱量を、08年比35%増の175万立方メートルに引き上げる目標だ。
 
 08年の原木取扱量は130万立法メートル。マレーシアを含む南洋材は25立方メートルを占め、うちマレーシアが8万立方メートル、パプアニューギニア・ソロモン諸島が17万立方メートルだった。原木は相場もので、従来は船1隻(1,500~2,000立方メートル)単位で購入することが多かった。

加藤洲十二橋:老朽化8本、改修終了 絵描きプレート設置--香取 /千葉

6月30日13時1分配信 毎日新聞

 細い水路を小舟で巡る香取市の観光スポット「加藤洲(かとうず)十二橋」(同市加藤洲)が改修を終え、生まれ変わった。12本の橋のうちシロアリ被害などで老朽化が進んだ8本を架け替え、橋の名称にちなんだ絵を描いたプレートを設置。訪れる観光客を楽しませている。【駒木智一】
 加藤洲地区は香取市と茨城県潮来市の県境を流れる常陸利根川の南岸に位置する。地区内を流れる新左衛門(しんざえもん)川の両側に並ぶ民家をつなぐように12本の橋が架けられている。同市商工観光課によると、水戸藩主徳川光圀(みつくに)がたびたび訪れ舟遊びを楽しみ、「加藤洲十二橋」と命名したとされる。
 橋は元々は個人の所有物だったが、観光名所とするために90年に市が整備し、老朽化が進んだものを07年から2年かけて架け替えるなどした。橋の材質をシロアリに弱いアカマツから、腐食に強くウッドデッキなどに使われる輸入材「イペ」に変えたことで、耐用年数も伸びるという。
 架け替えにあたっては地元住民がそれぞれの橋の名称を考えた。プレートのデザインは名称の由来にちなみ、地元の新島小学校の児童と共同で考案した。潮来の芸者街に繰り出すかどうか思案したという「思案橋」には芸者のイラストが、近くに子育て観音のまつられた寺のある「こそだて橋」には観音像が描かれている。
 同課は「生まれ変わった十二橋が観光誘致の起爆剤になってくれれば」と期待している。

「下北沢音楽祭」-開催を1カ月後に控え公式サイト正式オープン

6月2日18時15分配信 下北沢経済新聞

 開催を約1カ月後に控えた「下北沢音楽祭」の公式サイトが5月26日にリニューアルし、正式にオープンした。

 北沢地区の商店街とライブハウスが企画・運営する同音楽祭は「北沢音楽祭」として1991年に始まった。地元商店連合会が若者と地元住民の交流の活性化のため、ライブハウスの協力を要請した第10回からは「異世代共存響声」をテーマに開催している。

 第19回の今回は「下北沢音楽祭」と名称を改め、7月9日から12日まで、北沢タウンホール(世田谷区北沢2)ほか11のライブハウスなどで開催する。また、小田急線踏切近くの「庄屋」横のほか、みずほ銀行駐車場、東洋百貨店入口、ライブハウス440ウッドデッキ、ファーストキッチンテラスなどに屋外ステージも設ける。

 実行委員会事務局の日暮憲司さんは「今年はライブハウス推薦や下北沢ゆかりのアーティストが屋外ステージに登場する。今後も公式サイトに最新情報を随時掲載するので、注目してほしい」とアピールする。

 現在、同サイトではボランティアスタッフを募集するとともに、「下北沢と音楽」についてのアンケート行っている。回答結果を掲載したパンフレットは6月下旬から、商店街や参加ライブハウスで配布予定。問い合わせはせたがやコール(TEL 03-5432-3333 )まで。

京王百貨店屋上に恒例ビアガーデン-月替わりでドイツ伝統料理も

5月28日22時34分配信 新宿経済新聞

 京王百貨店新宿店(新宿区西新宿1)屋上で5月21日から、恒例「京王アサヒスカイビアガーデン」(TEL 03-5321-5349 )が始まった。

 同ビアガーデンは2005年、40周年を機にウッドデッキに改装。面積は1,100平方メートルで、席数は600席。「新宿駅に直結していることもあり、毎年好評」(同店)という。

 今年のフードメニューは全24品中17品が新メニュー。「山形県産和牛カルビネギ塩焼き」(1,200円)、「フルーツトマトとトマトゼリーのカッテージチーズ添え」(750円)、「北海道産ソーセージ盛り合わせ」(1,050円)、「マンゴープリンアセロラゼリー添え」(420円)、「冷やし肉みそ麺」(780円)など。ドリンクメニューは「生ビール(中)」(600円)、「カルピスサワー」(470円)、「ウーロンハイ」(470円)、「トマトジュース」(400円)など。

 今年初めて登場する月替りメニューはドイツの伝統肉料理。厚切りベーコとソーセージの煮込みの「シュークルートガルニ」(6月=2,900円)、塩漬け豚のスネ肉のボイル「アイスバイン」(7月=3,900円)、豚バラ肉のオーブン焼き「かぶりつきスペアリブ」(8月=3,100円)が登場。すべて、生ビール2リットルピッチャー(単品価格=2,000円)付きで提供する。

 営業時間は、今月31日まで=17時~21時30分、6月1日~8月31日=17時~22時、9月1日~16日=17時~21時30分。悪天候の場合は営業中止。9月16日まで。

昭和初期、大陸への玄関口 大連航路上屋復興へ 北九州市門司港レトロ 観光名所狙い今秋改修

5月14日15時7分配信 西日本新聞

 昭和初期の門司港(現北九州市)で旅客船の待合室として築造され、現在は空き家となっている西海岸1号上屋(通称・大連航路上屋)が大改修されることになり、今秋にも工事が始まる。アールデコ様式が目を引く名物施設をこのまま朽ち果てさせては惜しいと、北九州市が買い取って観光施設に再利用することを決めた。

 国会議事堂も手掛けた官庁建築家大熊喜邦氏が設計を指揮し、1929(昭和4)年に岸壁約140メートル沿いに「門司税関1号上屋」として完成した。鉄筋コンクリート2階建てで、出入り口脇の監視室が半円形に飛び出すなど、幾何学的形態を取り入れたアールデコ様式が特徴。

 当時の門司港は、大陸方面への船が日本で最後に立ち寄る「ラストポート」であり、中国やブラジルなどと結ぶ40航路に月計180便が発着するにぎわいだった。テープをたなびかせて港を出る船を家族が岸壁から見送った。欧米各国の大使館が置かれた中国・上海とも結ばれ、洋服やジャズの最先端の流行が持ち込まれたともされる。

 戦後の約20年は米軍が接収し、その後に門司税関の仮庁舎や倉庫としても使われた。老朽化した建物を北九州市が今年3月、門司税関と九州地方整備局から約900万円で購入した。

 秋に始まる工事は、壁や窓の増設部分を撤去し、外壁をコンクリートで補強するなど、完成時の姿に近づける下準備。改修費は約2億5000万円。その後、耐震補強と内装工事もする。改修後の具体的な用途は検討中で、2階屋上にウッドデッキや芝生緑化を施し、関門海峡の展望スポットにするなどの案も浮上。2013年ごろには工事を終え、門司港レトロ地区の新名所になりそうだ。

 地場大手の港湾運送会社役員を長年務めた永木睦文さん(94)は「門司港の繁栄を物語る建物の保存活用はうれしい限りです」と話していた。

アトレ恵比寿に巨大「屋上庭園」-貸し菜園、ウッドデッキなど

4月14日13時59分配信 シブヤ経済新聞

 JR東日本は4月29日、恵比寿駅「アトレ恵比寿」(渋谷区恵比寿南1)屋上に貸し菜園、ウッドデッキなどを含む巨大庭園をオープンする。

 7階建ての同ビルではこれまでも屋上を開放(現在は工事のため一時閉鎖)してきたが、このほど東京都から「既存建築物屋上緑化モデル事業」の認定を受け、大規模な改装に踏み切る。JR東日本は2004年以降、ヒートアイランド現象軽減を目的に首都圏の各施設で屋上緑化を導入。恵比寿は23施設目で、過去最大規模になるという。

 庭園名は「ebisu green garden(エビスグリーンガーデン)」。総面積は約2,100平方メートルで、うちウッドデッキが700平方メートル。ハーブなどの草花を植え、「地域住民やオフィスワーカーの憩いの場」(同社)を目指す。

 今秋をめどに初導入するのが、貸し菜園「soradofarm(ソラドファーム)」。野菜・果物などの栽培、管理、収穫ができる屋上菜園で、広さ161平方メートル。個人や企業向けに36区画に分けて有料で貸し出す。

 各貸出面積は、個人・団体向け=5平方メートル(22区画)、3平方メートル(3区画)、企業向け=6平方メートル(3区画)、イベント向け=3平方メートル(8区画)。秋の始動に向け、募集、利用方法などは今後専用ホームページなどで順次公開していく。

 開園時間は10時~19時(11月~3月は17時まで)。雨天・荒天時とアトレ恵比寿休館日は閉鎖。

新広島市民球場:これが新球場だ /広島

4月2日16時2分配信 毎日新聞

 ついに完成した広島東洋カープの新本拠地、広島市民球場(通称マツダスタジアム)。今季から、この場所で名場面、名勝負が繰り広げられる。大リーグの球場を参考に、「野球を見るだけでなく、楽しめる球場」をコンセプトに造られた新球場には、家族、友人とパーティーをしながら楽しめるエリアなどなどさまざな工夫が凝らしてある。他球場と違うユニークな席を紹介する。【寺岡俊】
 ◆コンコース
 ◇1周600メートル、売店ズラリ--どこからでも観戦
 メーンゲートをくぐり、まず目を引くのが1周約600メートルのコンコースだ。旧市民球場でおなじみの「カープうどん」など、20の売店が軒を連ねる。バックネット裏からバックスクリーンまで行き来することができ、どの場所からでも観戦できる。ちょっと飲み物を買いに行っていてもファインプレーは見逃すことはない。
 ◆びっくりテラス
 ◇球場でバーベキュー?
 内野スタンドと右翼席の間にある「びっくりテラス」ではバーベキューが楽しめる。3段で広々として、ピクニックテーブルやバーベキュー用の鉄板などが設置されている。テラスからは球場全体を見渡すことができる。他にもベンチの選手と同じ目線で観戦できる「砂かぶり席」やクッションソフトで寝ころびながら試合が楽しめる「寝ソベリア」もある。
 ◆パーティーフロア
 ◇結婚式の2次会にも
 友人や同僚とおしゃべりや食事をしながら楽しめる広いフロア。一塁側と三塁側の中2階に位置する。
 特に一塁側は最大200人のイベントができるため、親ぼく会や結婚式の2次会にも利用できる。グラウンド側は遮るものがなく、ファウルボールが飛び込むハプニングがあるかも(9万円~67万円)。
 ◆ウッドデッキ席
 ◇バー気分でゆったり
 バックスクリーンの左翼側にはウッドデッキや木製カウンター、西部劇のバーを連想させる席がある。料理もオプションで付く。
 バー感覚で、友人や恋人と語り合いながら、カウンター越しに試合を観戦できる。30席限定(1人3500円)。

宇田川町の人気カフェ「hiki cafe」が再始動-生パスタなど新メニューも

3月24日14時59分配信 シブヤ経済新聞

 昨年2月に閉店した渋谷・センター街近くの人気カフェ「hiki cafe(ヒキカフェ)」(TEL 03-3770-1345)が3月17日、同エリアの宇田川町で営業を再開した。

 入居ビルの取り壊しによる閉店から約1年、カフェの特徴でもあったテラス席も存続するかたちで再オープン。コンセプトは変わらず「心地いい空間と音楽、食事」。10代から20代にかけて南米やヨーロッパを旅し、帰国後店を開いたプロデューサーの高木裕さんは「海外のカフェのように居心地がよく人々の出会いの場になるような店でありたい」と話す。

 移転したのは、旧店舗から徒歩約1分の井の頭通りを1本入った路面。旧店舗と同じ「SAMURAI STUDIO」(世田谷区)の南澤孝見さんが店舗デザインを担当し、テラス、内装ともに木目を基調にしたあたたかみのある空間に仕上げた。しっくいの壁やアフリカンな小物をポイントに効かせた店内の席数はカウンターを含む47席。ウッドデッキに4席を設けた。店舗面積は約27坪。

 フードメニューは変わらず、イタリアンがベース。「人通りが多く常に席が埋まっていた前の店舗に比べ、今の場所は目的客をターゲット。手打ちパスタや手作りのフォカッチャなど手の込んだ料理も新メニューに加えた」(同)という。パスタは、「ミートクリームの手打ちパパルデーレ」(1,500円)、「エビのトマトクリーム手打ちラザニア」(1,450円)など。

 「地野菜の冷製バーニャカウダ」(650円)など有機野菜を使ったメニューや、「仔牛すね肉のトマト煮込み」(1,850円)などの肉料理のほか、ボリュームのある「魚介と旬野菜のブイヤベース」(1,850円)は追加でリゾット(650円)にするのも「おすすめ」(同)。ランチは生パスタなどのパスタ類と、肉・魚料理を800円~950円で提供する。

 ドリンクは、ホットコーヒー(450円)、トマトジュース、ジンジャエールなど各種ソフトドリンクが500円~。アルコールは、ワイン(グラス=赤・白各600円~)をはじめ、ビールやカクテル、ウイスキーなどを取りそろえる。客単価は2,500円。

 営業時間は11時30分~24時(日曜・祝日は23時まで、金曜・土曜・祝前日は翌1時まで)。

万博理念を未来につなぐ 瀬戸会場跡地に「愛・パーク」オープン

3月21日12時5分配信 中日新聞

 愛・地球博(愛知万博)の瀬戸会場跡地周辺に20日、「瀬戸万博記念公園(愛・パーク)」がオープンした。大皿モニュメント「天水皿n(てんすいざらえぬじょう)」を上から見られるデッキや、モリゾー・キッコロの遊具などがお目見えし、大勢の人でにぎわった。
 式典では、増岡錦也瀬戸市長が「万博の理念を未来につなげるシンボルとして整備した」と謝辞を述べ、2005年日本国際博覧会協会長を務めたトヨタ自動車の豊田章一郎名誉会長が「瀬戸は市民をあげて万博を盛り上げていただいた。多くの人の心のよりどころとなれば」とあいさつ。地元の児童らとテープカットを行った。
 会場では、大勢の子どもたちが遊具で遊んだ。またモリゾー・キッコロ記念撮影会やワークショップなどが行われ、人気を集めた。名古屋市千種区のアルバイト女性(29)は「大皿を見て万博を思い出し、懐かしい気持ち。また来たい」と笑顔を見せた。
 (今村節)