南日本新聞(2014 01/26 11:30)
姶良市平松の重富温泉にギャラリーができた。温泉は人が集まる場所。湯上がりにゆっくりお茶を飲んで会話したり、手作りの趣味に励む人々が作品を発表したりする空間をと願い開設した。入浴客の憩いの時間が増え、交流の輪が広がりそうだ。
山小屋を模した建物は吹き抜けの2階建てで約70平方メートル。壁はいろいろなアートや手作り作品を想定して落ち着いた木目模様で統一したほか、木工が得意の豊さんが箱庭やすだれ風の飾り付けをして雰囲気づくりをした。
入浴後に茶話会ができるようキッチンを備えており、入浴客に限らず個別の会議や集いにも開放する。屋外にはウッドデッキを設け、催しの際にステージにしたり、フリーマーケットに活用したりする。「街の新たな交流拠点になれば」とミネ子さん。ギャラリーは貸し出す。菊川さん=090(1168)6274。