鶴見駅の駅ビル「シァル鶴見」が11月1日オープン、屋上には枯れ山水の庭園/横浜

カナロコ 8月30日(木)9時45分配信

 「横浜ステーシヨンビル」(横浜市神奈川区)は29日、JR鶴見駅東口の駅ビル「シァル鶴見」が11月1日に開業すると発表した。物販や飲食の計71店舗が出店。枯れ山水の屋上庭園や、禅文化を体験できる「禅カフェ」などを配置したのも特徴だ。「心通いあうくつろぎの我が家」をコンセプトに、地元密着型の商業施設を目指すという。

 施設は地上6階地下1階建てで、延べ床面積約1万4300平方メートル(店舗面積約5600平方メートル)。世界的な庭園デザイナーで、地元・建功寺の住職枡野俊明さんが館内各所をプロデュース。寺の多い地域性などを踏まえ、日本文化や禅文化に基づくデザインを取り入れたという。

 1・2階は食料品、3・4階はファッションや雑貨、5階は書籍やカフェ、6階はレストランフロアとした。県内初出店となる仙台牛たんの店のほか、茶室を備えた禅カフェなども。2013年4月には6階に保育園も開園予定という。

 屋上は「月白く、風清し」をテーマに、枯れ山水の庭園を配置。ウッドデッキや自然石なども置き、憩いの場を演出する。

 同社は「ファッションから食、カルチャーまで、近隣住民の生活を豊かにする空間を提供したい」としている。

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