中国製鋼線は不当廉売 米商務省が仮決定

米商務省は5日、中国製のワイヤデッキと呼ばれる鋼線製品が不当に安い価格で米国に輸入されているとして、42・61~289%の反ダンピング(不当廉売)関税を課すことを仮決定した。

 同製品をめぐり商務省は11月、中国政府から不当な補助金を受けて輸出しているとして、2・02~437・73%の相殺関税を課すことも仮決定している。

 今後、商務省と国際貿易委員会(ITC)が本決定すれば処分が確定する。2008年の輸入額は約3億1705万ドル(約290億円)。(共同)

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