JR尼崎に新商業施設 「ココエ」お披露目

尼崎市のJR尼崎駅北側に20日オープンする大型複合商業施設「COCOE(ココエ)」の内部が13日、報道関係者に公開された。ココエは、キリンビール尼崎工場の跡地に建設され、JR神戸線、宝塚線、東西線の結節点でもある尼崎駅と、2階部分がデッキで直結する。事業主はキリンホールディングス、運営主体は三菱商事都市開発。

 地上8階、地下1階の本館とフィットネス館には、核店舗として阪神百貨店やスーパー平和堂のアル・プラザ、複合映画館(11スクリーン)、スポーツクラブなどが入る。全137店の専門店モールでは、7店が関西初進出。30代のファミリー層を中心に、集客を図る。レンガを多用したレストランなど、ビール工場の雰囲気を残す工夫が随所にある。

 目標の年間来場者数は1000万人以上、売上高は230億円以上を見込んでいる。(岡西篤志)

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