万博理念を未来につなぐ 瀬戸会場跡地に「愛・パーク」オープン

3月21日12時5分配信 中日新聞

 愛・地球博(愛知万博)の瀬戸会場跡地周辺に20日、「瀬戸万博記念公園(愛・パーク)」がオープンした。大皿モニュメント「天水皿n(てんすいざらえぬじょう)」を上から見られるデッキや、モリゾー・キッコロの遊具などがお目見えし、大勢の人でにぎわった。
 式典では、増岡錦也瀬戸市長が「万博の理念を未来につなげるシンボルとして整備した」と謝辞を述べ、2005年日本国際博覧会協会長を務めたトヨタ自動車の豊田章一郎名誉会長が「瀬戸は市民をあげて万博を盛り上げていただいた。多くの人の心のよりどころとなれば」とあいさつ。地元の児童らとテープカットを行った。
 会場では、大勢の子どもたちが遊具で遊んだ。またモリゾー・キッコロ記念撮影会やワークショップなどが行われ、人気を集めた。名古屋市千種区のアルバイト女性(29)は「大皿を見て万博を思い出し、懐かしい気持ち。また来たい」と笑顔を見せた。
 (今村節) 

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