座間神社にギャラリーがオープン/記念の展示開催中

12月1日19時0分配信 カナロコ

 座間神社(座間市座間一丁目、山本孝司宮司)の敷地に一日、ギャラリー「杜(もり)」がオープンした。記念の初展示には山本宮司の妻修子さん(62)が収集品を出品。生け花の絵柄が描かれた品ばかり約百二十点が、真新しいギャラリーを飾っている。

 「周りにギャラリーが少なく、地域に親しまれるスペースを設けよう」(座間神社)と、ギャラリーは神社の会館「すいめい」の一角につくられた。屋内スペースは約十七平方メートルの三角形。丹沢が一望できるオープンデッキや庭も備えている。

 一日から八日までは生け花の師範、修子さんが国内外で買い求めた大皿や火鉢、書物などを集めた展示会を開催している。

 展示品は多様だが、共通するのはいずれも生け花を模様にあしらっている点。江戸後期から昭和初期までの品物が所狭しと並ぶ。

 国内はもちろん、フランスやイギリスなど旅先でも買い求めたという修子さんは「生け花の模様が大好きで、旅の思い出が一品一品にある。珍しい物もあるのでぜひ、見に来てほしい」と話している。

 展示は午前十一時から午後五時まで。入場無料。ギャラリーは有料で貸し出す。問い合わせは、座間神社電話046(251)0245。

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